詩(うた)の寮

思い出の詩を書き残すために…


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                                   Author 我路和歌





  わがまま 


wagamamaそんな情けない顔をしていると

鏡が笑い出しますよ



    もったいぶったニヒリストは

    嫌いです



        最終電車は人の気も知らずに

        時間を厳守



            情けない顔なんかしていませんよ

            生まれつきの無愛想



                わがままはそのまま

                想いは 気まま




  逃避 


yoakemae


   深呼吸をして

   肩の力を抜いて

   素直な自分で

   生きてみて



          難しくはないから

          「周りは敵ばかり」って

          それは思い過ごしだから

          君は君でしかないんだから



                もっと気楽に

                眉間にしわを寄せても

                何もいいことは

                ないからね



     もしも

     もしも・・・

     それでも嫌だったら

     逃げ出せばいいからね



              10円玉はね

              丸いと思っているけど

              横から見ると

              長方形なんだよ



       そんな単純なことに気がつけば

       逃げ出さなくても

       済むかもしれないし

       でも もしも・・・




No.165 / 詩篇☆ / Comment*0 // PageTop▲

  妖しい影 


rojiura ビルの谷間を彷徨(さまよ)う

 生暖かい風



    きっといろんな人の溜息が

    風に呑み込まれているのだろう



       そして 呑み込まれずに

       へばり付いた重い溜息達は



           路地裏の妖しい影になって

           壁の染みとなってしまうのだろう



               嗚呼 私の溜息が壁に

               染み込んでいってしまった・・・




No.164 / 詩篇☆ / Comment*4 // PageTop▲

  叫び 


                sakebi


              (他人には)  

              見上げると

              空しか見えない

              そんな所に行ってみたい



              耳を澄ましても

              波の音しか聞こえない

              そんな所に行ってみたい





                        (心の中は)   

                        神経を研ぎすました

                        ハイエナの群れから

                        逃げ出したい



                        同じ顔をした

                         マネキンの群れから

                         消え去りたい




  つれない夕間暮れ 


            turenai


                        いつになく

                        つれない夕間暮れ

                        哀しくて

                        少し腹立たしくて




                        もうすぐ僕は

                        ひとりで闇に溶ける

                        もうすぐ貴方は

                        ひとりで歩き出す




                        置いてきぼりにされても

                        気にしていないふりをして

                        口笛なんか吹いてみる




                        それは

                        いつになく

                        つれない夕間暮れ





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